株の税金はどうなってる？

株の税金はどうなってる？

株式投資で得た利益には税金がかかる。どこからでも金をとろうという根性は素晴らしいね(笑)株式投資に関わる税金は大きく分けて２種類あり、売却益(キャピタルゲイン)にかかる税金と、配当金(インカムゲイン)にかかる税金だ。

そのなかで売却益(キャピタルゲイン)にかかる税金には以前、２種類の課税方法が存在していた。申告分離と源泉分離のどちらかを選択できたのだが、平成15年からは課税方法が申告分離に一本化した。申告分離課税とは、株の税金を確定申告するという事だ。

確定申告については、証券会社の口座の種類に特定口座という口座があり、「源泉控除あり」を選択すれば全て証券会社が確定申告してくれるので便利だ。ただし自分で確定申告をするほうが得な場合もあるので、各証券会社に詳しく聞いてみると良い。

なお、配当(インカムゲイン)にかかる税金については、すべて源泉控除されるので税金を考える必要はない。

株の売却益(キャピタルゲイン)にかかる税金

平成19年(2007年)12月31日まで　→　税率10％
平成20年(2008年)1月1日以降　→　税率20％

株の配当(インカムゲイン)にかかる税金

平成20年(2008年)3月31日まで　→　税率10％
平成20年(2008年)4月1日以降　→　税率20％

消費税

株式の売買そのものには消費税はかからないが、売買手数料には消費税がかかる。とはいえ、ほとんどの証券会社は税込みの金額を提示しているので細かく考える必要はないと思う。